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竹山馳駆太郎日記
オヤディな日々
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BUENOS AIRESに降る雪
凍湖

地球の裏側ARGENTINAの首都BUENOS AIRESに雪が降ったのは今月9日。

もっと南に行けば、
或いは山脈に行けば雪はあるのだけれど、
でも首都で降ったのは89年ぶりという。

BUENOS AIRESの冬は湿度が高くて、
よくTVで
TEMPERATURA 19GRADOS,
HUMEDAD 98%
…気温19℃、湿度98%、
なんて言っていた。

骨まで沁みるような寒さ、
毛皮のコォトがちょうどいいような、
そんな寒さだった。

VIENTO DEL SUR、直訳は南風、
そうだけれど彼の地では南極からの風である。

南風と聞けば暖かみを感じるけれど、
ヴィエントデルスール、の語感は、
ワタクシにとっては、極地の氷を通り抜け、
パタゴニアの荒涼たる大地の痩せた土を巻き上げて、
唇を凍らせる響きなのでである。
雪解け水

「うちのおじいちゃんは雪が降ったのを覚えてるんだよ」
友人の祖父が、
「子供のころ雪が降って、
 一足しかない靴で走り回って、
 翌朝のため、ママがオーブンに靴を入れて温めてくれたら、
 小さくなって履けなくなっちゃって、
 パパの靴を履いて学校へ行ったよ」
そんな話を聞いたことがあって。

BsAsは雪を夢見る街なのである。

日本でひところ、
修学旅行は奈良・京都、
定番であったのとおなじく、中学・高校で5年間、
卒業旅行といえばネウケン州バリローチェ、
南米のスイスと呼ばれる場所へ行く。

父兄も子供たちもビンゴやダンスパーティなど企画し、
雪を夢見て修学旅行基金を貯める。

そして、毎日曜日。

全国の中高生が学校代表としてクイズやフットサル、
ダンスや楽器演奏を披露し、勝者がバリローチェ旅行を獲得する、
Domingo para la juventudという高視聴率番組があって、
ワタクシの生徒もそこで優勝してクラス全員が旅行に行った。

休み返上でアンサンブルの特訓をしてやったのだっけ。
ガンガン仕込んで泣かせたのだったっけ。
ユキダルマの隣に寝転がってポヲズをとった記念写真と、
チョコレートをお土産にもらったのだったっけ。

楽器店のいい宣伝になったとお褒めにあずかり、
社長に生徒とディナー呼ばれたっけ。
懐かしい思い出である。

そんな彼女たちももう30代、
メールで「寝たら死ぬぞ」と送ってやったら、
「Me cago de fri'o」…サムクテオッキナホウモラシソウ…
と送ってよこした。

Chicas!
雪は遠くで憧れるもの、
でも心にはいつも白き頂を。
Son~ando y esperando siempre la nieve en el capital...
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